JOTF DirtLife

モトクロスログ。雌伏編(パクリか!)

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太陽2 JOTF:ジャンプ その2

■ジャンプ応用
ジャンプの応用編としてシッティングジャンプと抜きを考えます。
まずシッティングジャンプ。サスペンションの反動を利用して距離を伸ばすテクニックです。こつを掴めば簡単です。
距離を伸ばして飛ぶってことは普通に飛んだら届かない距離のジャンプってことですので、加速はフル加速です。
フル加速をしないとリアサスが十分にストロークしません。そして座る位置はかなり後ろです。体が腰砕けにならないように骨盤は立てて背骨を伸ばします。
よって腕は伸ばし気味になると思います。
アプローチ。全開です。戻したりしません。シートから伝わる反力をお尻と腰に感じましょう。
斜面に入ったら、少し上半身を後傾して斜面にヒップアタックをかますような動作をします。まだアクセルは全開。
お尻をシートに一瞬だけ押し付けたら、アクセルは全閉かそれぐらいまで一気に戻します。縮めていたサスを一気に開放するのです。それと同時に後傾は止めて座ったまま上半身をハンドルに被せるように前にもって行きます。
すると若干フロントアップ気味にバイクが飛び出します。体はシートからの反力で前のほうに押し上げられます。
体が前に行こうとする力を殺すことなくハンドルに被さるようなフォームに移行していきます。
着地地点がOKな場合、そのままハンドルを押し下げフロントローの状態にもって行きます。以上です。

シートに加重すると言っても100%体を預けることではないです。シッティングでもステップに40%、シートに60%ぐらいの加重だと思います。
ステップから足を外してシッティングジャンプしたら(シートに100%の加重にしたら)恐らくサスの反動で体が前に吹っ飛ばされると思いますので。。。
荒れているとサスを縮め続けるのは難しいです。上り斜面だけで縮めたり、ギャップをこえた後の一瞬のサスの縮みを利用したりします。

難しいのはアクセルを戻すタイミングです。いつもより遅らせる必要があります。そして一気に戻す必要があります。一気に戻さないとフワリと浮きません。
戻すのが早すぎると前転する挙動になります。ここらへんは経験が必要だと思います。戻すのが遅すぎると距離の出ないフロントアップジャンプになってしまいます。
ただ、前転する挙動はフロントローの車勢を作り出すことにも利用するので、大きくても駄目だが、0では駄目となります。ここらへんのコントロールが肝ですね。

戻すのが速すぎ→前転気味(超フロントロー)
戻すのが丁度良い→向こうの斜面にフロントローで降りられる
戻すのが遅い→フロントアップ(サスの伸びる力がバイクを押し上げる力になっていない)


次に抜きを考えます。エロいことではないです。

抜くってモトクロスライダーに一般に知れ渡ってる言葉だと思いますが、どういう由来なんでしょうかね。
「サスを抜く」とか言うけど、本当にサスペンションを外すとかではなくて「サスに掛かっている荷重を開放する」ってのが「抜く」ってことなんでしょう。

じゃあシッティングジャンプでも抜きを利用してるのにね。
恐らくサスの反力を積極的に利用=開放すると言って、サスの反力を利用しない=抜きってことでしょう。

じゃあ、どんなときに使うかっていうと、ジャンプで出来る限り飛びたくないときに使うのですね。
ここら辺りは皆さんもお分かりのように。

ジャンプに差し掛かると、まず斜面にタイヤが当たります。
するとサスペンションが縮み、その後リップを飛び出すときに伸びる。結果ジャンプになります。
このサスが伸びる力をバイクが飛び上がる力に変えないことが大切です。もしくはサスを縮ませない。

ウィップという技術はサスが伸びる力を横に逃がす方法で、スクラブはリップを飛び出す前からバイクを寝かしてタイヤをスライドさせたりしてリップを飛び出す前にサスの反力を逃がすテクニックですね。
スクラブは特殊な技だと思うので、基本が出てきているからできるってものではないと思います。
ウィップはちょっとジャンプになれてきたら、それらしいことはできます。
が、結構疲れるんですよね。

お勧めはスタンディングでジャンプにアプローチして、サスが縮むところで体でも衝撃を積極的に吸収する方法です。
スタンディングジャンプの部分でも記述しましたが、距離を出すときには手や足のクッションを利用せずに固定してサスを縮ませるのですが、それを逆に縮ませない努力をするのです。
フロント寄りのスタンディングで斜面に差し掛かったら腕と足を曲げる。リップから飛び出すときはお尻がシートに当たってるぐらいがいいでしょう。
そしてそのままの姿勢でジャンプし、上昇中もそのままのフォーム。最高点に達したところで腕を伸ばし始めます。

ま、一番安全確実な飛距離の抑え方は手前で加速しないことです。

あと、全てのジャンプで出来ないと思うし、ちょっと危険だと思われる方法もあります。
手前のアプローチで十分に加速し、車速を乗せてほぼ無加速状態にします。
フォームはかなりフロント寄りのスタンディング。斜面でフロントに加重します。ここでもアクセルはパーシャル。
タイヤは回転しているとリアサスは伸びる方向に力が掛かりますので、そのままの状態。リアサスを縮めない。
そのままアクセルを開け続けて飛び出します。アクセルを開け続けて飛び出すとフロントアップになってしまいますよね。
でもフロントタイヤがリップを離れた瞬間にハンドルを思い切り押し下げるのです。
するとフロントアップにもならず飛び出しからフロントローのままのジャンプになります。
危険なんでシングルジャンプなどで試してください。

まぁ、抜きの効果に関しては「?」な部分が大きいと思います。
飛びたくないジャンプに差し掛かってアクセル開度が小さくなるのは必然でしょうし、そちらの効果のほうが大きいはずですので。


ジャンプに関しては、無理は絶対にしないこと。これが一番重要かと思います。
「伸るか反るか!」でチャレンジするジャンプは、「信号無視するけどぶつからないはず!」みたいなもんです。
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[ 2009/01/27 13:44 ] JOTF | TB(0) | CM(4)

太陽2 JOTF:ジャンプ その1

■ジャンプ
モトクロスの花形といえばジャンプ。しかし、ジャンプを飛ぶための練習などほとんど必要ないのではないかというのが僕の考えです。
そもそもジャンプ手前のセクションのこなしがある程度のレベルに達したときには、もうその次のセクション(ジャンプ)をクリアするレベルに達しているはずです。
とはいってもジャンプを飛ばないとコースのリズムがそこで一旦切れてしまったり、ジャンプ後のセクションが難しくなったり、空中で休憩できないとか色々問題もあることは事実。
必要最低限の基礎とちょっと応用技術のことを書いてみたいと思います。ウィップやスクラブのことは出てきませんw

初心者の人によく見られるジャンプのフォームとして、「バイクを押し出す動作」をしている人が多いような気がします。
腕を伸ばし、背骨を丸める。別にちゃんと飛びきれるのであれば、問題ないと思います。が!非常にかっこ悪い。
昔のライテク本ではよく「ジャンプでは腰を引く」と書かれていたと思います。これを勘違いしてる人がこの傾向に多いかと思います。
スタンディングでジャンプするときに腰を引くのはいいのですが、腰を引くことを「見えているハンドル周りが遠くなるのが普通じゃね?」と思い込んでいる。
結果、腕を伸ばす。さらにハンドル周りを遠く見るために背中を丸めて腕を伸ばす。しかも空中で。結果、バイクを送り出す動作になってしまう。

腰を引く=ハンドル周りが遠くなるってのは間違いです。むしろ逆と言ってもいい。
腰を引くってことは、ステップより膝の位置が後ろ。さらにお尻の位置も膝より後ろ。そして上半身は出来るだけ伏せる。よってハンドル周りが近く見えるはずです。
まぁ、スタンディングジャンプでそこまで腰を引く必要もないのでここでは割愛(フープスとかではこのフォーム)。ここで覚えて欲しいのは「押し出す動作は不必要」ってことです。

スタンディングジャンプの場合、加重とか抜重とか考えなくていいです。先ほどの腰を引くってこともそれほど意識する必要ないです。
アプローチ。アクセルを開け続ける。フル加速するか否かは飛ぶジャンプの距離によって調整。だけど、平地で加速→上り斜面入口で一回閉じる→登り斜面で再度アクセルを開けて辻褄あわせのジャンプは駄目(僕もこの癖があります)。
スタンディング中の下半身のクッションは使わない。つまりほぼ固定状態。このときに重要なのはステップの全面を足の裏で感じていることと、くるぶしがフレームに当たっている感触を得ていること。
ステップ全面を足の裏で感じているってことは体が遅れていないってことにもなるので、ここは重要。
そしてアクセルを戻す動作。4ストはエンブレが強いので2ストに比べて戻すタイミングは遅め。ここらへんは自分のバイクのタイミングってのはみんな分かってると思います。
バイクがリップから飛び出して上昇中。特にあることをしないといけないってことは無い。ただ、飛び出した瞬間にリアが振られたり、極端にフロントローになったりフロントアップになっていないかチェック。
このときに重要なのは先ほどと一緒でステップとフレーム。体が遅れないことが重要。
ただ、車勢のチェックが出来るってことはある程度の心の余裕が必要です。車勢の乱れに対する対策は後述。
ジャンプ最高地点。ステップに正しく乗れているのであれば、バイクと体は同じように浮き上がってるはずです。徐々にフロント寄りのフォームに移行。そして着地地点の確認。
この時点で車勢の乱れがなく、着地地点が思い通りであれば、ジャンプは成功です。余裕があれば、リラックスしましょう。
下降途中。着地と同時にアクセルを開ける必要があるため、それに準備します。さらに着地の衝撃を吸収するために腕と膝は伸ばしていきます。フロント寄りのフォーム。
着地。アクセルを開ける。全身でショックを吸収する。以上です。

ダブルジャンプだと向こうの斜面に車勢をあわせること。シングルジャンプは今はフロントサスの性能がいいので特にリアから着地しないといけないってことはないです。
ジャンプで一番怖いのがダブルジャンプだと思います。向こうの山に届かずに転倒する恐怖があるからです。初めてチャレンジするときなどはそうとうな恐怖だと思います。
以下、僕のチャレンジ方法。
1つ、自分と同等のスピードのライダーが飛んでいるのを見る
1つ、ジャンプを見るだけでなく手前のセクションのこなしをチェックする
1つ、テーブルトップでもダブルジャンプでも徐々に距離を伸ばしてギアの選択、ショートしたときの着地の衝撃の予行練習を行う(ほどほどに)
1つ、何度も中途半端に飛んでみる
すると、何度かすると「いけんじゃね?」という衝動に駆られます。そう感じたらOKで、手前のセクションが100%!と感じたらアクセルを開け続けましょう。じゃあ飛べます。呆気ないぐらい簡単に。

失敗しないテクニック。
リップが荒れている場合や、バイクがばたばたしたまま飛び出したりすると、リアが振られたり、フロントが上がったり下がったりします。
そういった場合、スタンディングでいつもよりリア加重でジャンプします。荒れていないジャンプだとフロントとリアの両方で踏み切る感じですが、リアだけで踏み切るような感じで。ただ体は遅れないようにしましょう。
リアが振られた場合、振られた方向と逆に体をもっていきます。そしてかかとで引き寄せる動作をします。がに股みたいになると思います。振られを戻すことは不可能かと思いますが、振られを助長するのを防ぎます。
フロントが上がった場合、少しだけなら即座にフロント寄りのフォームに移行してハンドルを押し下げます。もう無理!というぐらい上がってる場合は、クラッチを切ってリアブレーキをガツンとかけましょう。
リアが下がった場合、アクセルは全開にして腰を引きます。そして祈りましょうw
ショートすると分かった場合、ステップは土踏まずにし、アクセルを開けて膝、腕を伸ばしてステップを押し出し、ハンドルを引きフロントアップの状態を作り出します。アクセルを開けて着地の衝撃に備えます。
飛びすぎた場合、ステップは土踏まずにすることが大切です。足首がグキッとなりますので。クラッチを切るというテクニックもあるようですが、僕にはまだ無理です。
こういったリカバリができる出来ないかはジャンプ中に体が硬直していないことが重要です。また、体が遅れている場合、何もできなくなります。
体が硬直してるってことは心に余裕がないのです。バイクのパワーだけで飛んでる場合などもそうです。こういう状態になるジャンプは飛ぶべきではないと思います。もっと他にやることがあります。
体が硬直するジャンプをレース中にずっと飛び続けられますか?逆に飛ぶことで体力を消耗しませんか?そういったことを踏まえてレースではあえて飛ばないという選択肢も大有りだと思います。

長くなったので、応用は別エントリにします。
[ 2009/01/21 09:57 ] JOTF | TB(0) | CM(8)

太陽2 JOTF:直線

■直線
僕があまり得意としないセクションの一つは直線です。
今はサスペンションの性能が向上し、それほど問題にならないのかもしれませんが、僕が初心者のころに一番悩まされたのが直線でのハンドルの振られです。
ハンドルが振られることにより、吹っ飛ぶのではないかという恐怖からハンドルを押さえつけてしまう。ものすごく力を入れるので、すぐに腕上がりする。
そうなるとハンドルの振られを抑えることができず、恐怖からアクセルを開けられずに極端にスピードダウンしちゃいます。

こういった経緯もあり、今でも直線が苦手な部類に入ります。
ハンドルの振られに悩まされていた時、速い人たちに色々聞いて回りました。するとみんな声を揃えて言うんです。
「アクセルが開いてないからだ」と。

ハンドルが振られるからアクセルが開けられないんだよ~って思ってましたが、今同じような質問をされたとしても僕も同じ回答をすると思います。
いつの間にか、ハンドルの振られが気にならなくなりました(成長?サスの性能向上?)が、レース後半で腕上がりが起こりへばっているときには今でもハンドルの振られが起こるときがあります。
それはアクセルが開いていないからハンドルの振られが発生するのです。やはりアクセル開度とハンドルの振られには深い関係があるのですね。

極端な話し、ずっとウイリーしてたらハンドルが振られないってことですよね。ま、そんなことは無理なんですけど、極論としてはあってると思います。
きっちり加速する=アクセルを開けている=ハンドルが振られない=直線を攻められているってことなんですね。

そのためにも「アクセルをきっちり全開にする」ってことが大切です。一瞬でも良いんです。全開から全閉でも良いんです。
一瞬でも全開にすることにより、走りにもメリハリが出ます。ある特定の場所まで全開加速して、それ以降はブレーキングに集中するって走りのほうが楽なんです。

これは癖をつくまで練習するしかないと思います。比較的大きめのオーバルコースなどで一瞬だけ全開にするなど繰り返しで体に馴染ませる。
これが出来るようになれば、結構世界が変わりますよ。こんなに自分のバイクはパワーがあるのか!ってびっくりすると思いますし、初めは目が付いていかないぐらいの速度を感じます。
そして、ブレーキングとブレーキングからコーナリングへの移行が難しくなってきます。これを感じられるようになるころには直線のスピードが大幅にアップしているはずです。
そのころにはハンドルの振られの悩みは消えていますので、ご安心を。

あとは僕も苦手なんだけど、開け続けることを目標にがんばってください。
[ 2008/12/16 11:58 ] JOTF | TB(0) | CM(5)

太陽2 JOTF:4ストの乗り方

■4ストの乗り方
ブレーキングギャップのこなし方として全閉ではなく、少しアクセルを開ける感じで。エンブレを強くかけすぎず、ギャップにひっかからない。
パーシャルをキープすることは4ストの極意だと思います。見た目は大人しく見えるが、安定してスピードが出ている走りができます。

レスポンスがよく、さらにトラクションもいいのでアクセルを揉む(開けたり閉じたりを繰り返す)と非常にギクシャクします。
特にコーナリングでは2度開けや3度開けをすると、トラクションがいいのでバイクが起き易く、アウトにはらみそうになるので注意。
(バイクが寝たり起きたりを繰り返す)
トラクションがいいので、バイクが寝ていてもアクセルを開けられることを覚えましょう。
そのためには、スタンディングでバンク角を増やす練習や、バンク角を深くしてもイン側の足を出さずに両足をステップに乗せる練習をする。
アクセルが重いので、全開に出来るところは躊躇無くストッパー位置まで全開にしましょう。中途半端に9割ほど開けるほうがアクセルを揉む結果となる。
ジャンプ中はアクセルを開け続けない。エンジンが壊れます。
アイドリングを高めにすると、高回転が犠牲になることもあるので、ほどほどに。
高いギアで走ることが重要で、エンジン回転上昇中が一番トラクション、パワーともに美味しいところなので、そこを使う。
4ストの有利はスタートを含む極低速からの加速の良さがあります。基本的に何も考えずに開け続ければ勝手にタイヤがトラクションするのがいいところ。
2ストはアクセルを半開するだけでもオーバーレブまでエンジン回転が吹け上がりますが、4ストは半開にしたら半開のエンジン回転までしか上昇しないところに注意。
すなわち2ストだとアクセルを全開にするのも8割開けでも同じような加速が得られるが、4ストは全開と8割開けだと差が出てしまう。そこらへんを忘れずに。

乗り方とは関係ないが、4ストは特にエアクリの装着に気をつけよう。
バルブの短寿命の原因の最大の要因はエアクリの装着ミスです。
装着時、突起をあわせてネジをかませてから3回転ぐらいしたら、エアクリの骨をグリグリ動かして、正しい位置にはまっているか確認しましょう。
再度、ネジを締めこんでしまう前にも骨がエアクリボックスにぴったりはまっているか骨をぐりぐり動かして確認しましょう。
[ 2008/09/30 16:46 ] JOTF | TB(0) | CM(2)

太陽2 JOTF:コーナリング時の外足

■コーナリング時の外足
コーナリング時の外足荷重は非常に重要です。
しかしながら、左コーナーなどでステップから外足が外れてブレーキべダルを踏んでいる写真などもよく見かけると思います。
じゃあ外足荷重なんて必要ないのかとそんなことはなく、ステップから外足が外れているのは一瞬を切り取る写真だからこその結果です。
では、
①なぜ外足がステップから外れている瞬間があるのか
②外足荷重がもたらすものはなにか
を分けて考えたいと思います。

①なぜ外足がステップから外れている瞬間があるのか
おそらく外足が外れている写真のコーナーはバンクのあるコーナーが大半であると思います。
何故か。コーナリング中にリアブレーキを引きずる走り方だと轍のコーナーをスムーズに走れないからです。
轍のコーナーをスムーズに回るためにはフロントタイヤが轍に入るときにはブレーキングが完了していて、アクセルを開けてコーナリングをすることが重要です。
そのときにリアブレーキを引きずっていては、轍のなかのギャップを拾いやすいし、アクセルを開けて加速するバイクに体が遅れてしまうかたちになります。
よって外足でしっかりステップをとらえて、体がバイクから離れないようにしないといけません。(イン側の足を地面につけない)
それに比べバンクのコーナーは手前から命一杯スピードを乗せてスタンディングでバンクに突入し、極力スピードを落とさないようにバンク任せにコーナリングを行います。
よって、ブレーキングしている区間と加速体制の区間がダブる区間があります。もしくはその区間がクリッピングポイントでバイクが一番バンクしているところです。
バンクに乗るころからブレーキングを行い、右足はブレーキペダルを踏んでいます。もちろん程度は様々だがリア加重。ということは右足首は伸びる方向です。
バンクに乗ってスタンディング状態でバイクをバンクさせていくときにも、まだブレーキペダルをかけています。
車速が徐々に落ち、クリッピングポイント付近で座ります。その時膝は前に行くので、足首を伸ばしたままだと強く踏みすぎるので、右足首は曲がる方向に行きます。
しかしブーツの曲がる範囲の狭さや、うっすらブレーキをかけ続ける必要があるためにステップからかかとが浮き上がり、ブレーキングを続けます。
このタイミングが外足がステップから外れる瞬間です。減速から加速への移行するポイントがコーナーのずっと奥になるバンクのあるコーナーだからこそ、よく見かける原因です。

②外足荷重がもたらすものはなにか
上記でも書いたように、ステップから外足が離れている瞬間は十分に加速していないところとなります。
(上手なライダーだとリアブレーキを引きずりながら加速して、加速減速の切り替わる瞬間のトラクションの失いやすい状況を潰している人もいる。速さだけを得られるだけでなく、マディでも安定して走れる技術です。)
つまり、外足荷重の重要なところは、轍の部分でも書いたが、体が遅れないことと、加速のトラクションを失わないところにあります。
イン側の足を地面につけてしまうのはアクセルの開けが足りない証拠ですので、それを無くしましょう。
イン側の足を地面につけないで加速していく場合、十分にアクセルが開いていて、どんどん車速がついてくる状況にあります。
その時に外足がステップについていないと
・体が遅れる
・バイクが起き上がる力に負けて、バイクが起きてくる→アウトにはらみそうになる
・体が遅れることにより、タイヤの接地部分が遠く感じ、イン側に意識がいってしまいイン側に足をつきたくなる
・フロントタイヤは行きたい方向を向いているのに、リアタイヤだけがアウトに逃げていく
という状況になります。外足荷重ができていないと、シートとお尻の接地している部分だけの、ある種バランスのみで成り立っている状態です。
実際、フラットなコーナーの立ち上がりに外足荷重を意識すると、リアタイヤの横滑りが減り、バイクが前へ前へ進んでいきます。

もちろんステップに加重することも大切だが、膝がシュラウド、くるぶしがフレーム、かかとがリアブレーキマスターに接触していることが重要です。
[ 2008/09/11 12:25 ] JOTF | TB(0) | CM(0)

太陽2 JOTF:ライン取り

■ライン
ライン取りは非常に重要で、上達への近道になることや、レースでの好成績に直接結びつくものですが、あまり重要視されない傾向があると思います。
上級ライダーほどライン取りを意識しているものの、一般ライダーだとラインを常に意識して走るライダーは少ないと思います。
4ストの普及で2ストと比べ物にならないほどトラクションが良く、あまり難しくラインを考えなくても強い加速を得られるのも原因かと思います。
が、更なる上達を目指すのであれば、ライン取りは切っても切り離せない要因です。

モトクロスの難しいところはベストラインが無いといっても過言ではないと言うことです。
常に路面コンディションが変わり、ラインが荒れてくるからです。また、セクションの繋がりから、一部分だけを切り出すとこちらのラインは速いが、全体で見ると遅いということもあります。
自分が苦手としているところや得意な曲がり方、それぞれの要因が絡んで、自分がコースを1周走るのであって、誰かのベストは自分のベストではない可能性が高い。
しかしながら、何故自分はそのラインを選んでいるか自問自答してみると、何か発見できるかもしれません。自分の弱点とかね。「いや、特に何も考えてないっす」って人は考える余地があるってことですよ!良かったですね。速い人のラインを見てみましょう。

以下、僕が注意しているライン取りというものを記述します。
まず、ロードレースと同じく、コーナーはアウトインアウトが基本です。コーナーに轍がある場合でも、イン側から轍に入るのとアウト側から轍に入るのとでは違いが明確です。
よって、コースはもっと広く見ましょう。初心者のころはコースを狭く捕らえる傾向が強い。もっとコースのギリギリまで使うことを頭に入れて走りましょう。
もしかしたら、ギャップのない綺麗なラインが隠れているかもしれません。
そして前後の繋がりを考えること。
特定のコーナーで、イン側が明らかに速い場合、手前のコーナーからの距離や加速のし易さなどを考えて、手前のコーナーのイン側アウト側のどちらが有効かを判断する。
ジャンプ後にどちらに曲がる必要があるかを考えて、着地地点から改める。たとえば、下市だとフープス後のテーブル。フープス後は難しい右コーナーなので、テーブルは出来る限り左に着地する(僕は一歩間違えれば茂みに着地するぐらいの意気込みで寄せます)。またトリプルを2-1でクリアしたときのシングルジャンプ。次は緩い左コーナーなので、シングルジャンプの着地は出来る限り右に降りる。
※ただし、他の速い人の邪魔にならないように注意しましょう。ジャンプなどで大きくラインを変えるのは踏まれる可能性が高くなります。
ジャンプはただ飛べただけでものに出来たものではありません。飛べる→リラックスできる(何かあっても対処できる)→その後の繋がりを考える まで掘り下げましょう。

ラインを変えてもタイムを変えないライダーはレースで強いことは明確です。ラインを変えるリスクもありますが、どんどん荒れてくるラインに固執していては、タイムは落ちる一方です。
ラインを変えてもタイムを変えない技術は、別のラインを見つける技術、今までとは別の走り方を一瞬で切り替えることの技術が必要です。
なので、普段の練習でもずっと同じラインを走るのではなく、1周の全てのコーナーでアウトを回り、次の周は全てイン側を走るを繰り返すなど、自分の走りの応用力を広げる練習が大切です。
普段から出来ないものはレースで出来るはずがない。
ただし、適当にどんなラインでも走れると考えるべきではないです。ライン取りは実は体力や腕上がりに非常に関係のあるもので、思ってたラインを外したりすることは非常に疲れる。
ラインを外すことにより、加速が変わる(加速が足りないのも速過ぎるのも)。次のコーナーでは進入スピードから路面のトラクションまで色んなことを探りながらのコーナリングになってしまう。ライン取りの失敗を取り戻そうと強い加速をしようとしたり。
そういう後手後手に対処する走りになってしまうと、体力の消耗が激しく、ハンドルにしがみ付くことも多いです。

自分が走っているコースを地面に書いてみて、自分が走っているラインを書いてみるのも良い勉強になります。改良の余地も見つかるかもしれません。
コーナリングのラインを考えるのに一番良い方法は2ストに乗ることだと思います。トラクションの得られにくい2ストでは、少しの轍や起伏を見逃さずに加速することが重要になってきます。
そういうことを体に覚えこませることにより、もっとアクセルを開けていけるようになってもトラクションを失わないラインを見極める目が養われます。4ストではなかなか気付かないことを教えてくれます。
4ストに乗れば、ある程度のスピードで走れるようになりますが、その先のスピードを得られるかどうかはライダー自身が考えて走る必要があります。恐らくある一定以上で伸び悩む人が4スト乗りに多いのではないかなと思っています。

もちろん、コッチのラインのほうが楽チンに走れるからコッチを走るとかのライン取りも全然OKです。
レースになれば、そういう選択をするコーナーも必要ですし、明確な理由があるライン取りはマイナス思考であってもOKです。
ギャップの少ない楽なラインを見つける能力というのはレースでものすごいアドバンテージを持つでしょう!

タイヤ一本分の差で天国と地獄があるのがモトクロスです。楽しんでライン取りを考えてみましょう。
[ 2008/08/21 11:13 ] JOTF | TB(0) | CM(2)

太陽2 JOTF:ブレーキング

■ブレーキング
コーナーの形状などにより細かいことは書けないが、いくつかのポイントがある。

まず、減速はフロントブレーキで行い、車体の安定はリアブレーキが担うということを忘れないように。

以下、コンディションのいい路面でのハードブレーキングのポイント。
フォームとしては腰を引くのだが、骨盤を立てることが重要。お尻を突き出し、腰を反らすフォームで膝を伸ばすと太ももの裏の筋が伸びる感覚があるが、その状態を作り出す。
お尻はシートからそれほど離さず、低く。胸の位置を低く。(胸の位置を低くすることにより、背骨が水平近くなり、頭の位置もコーナリングフォーム移行時も変わることがない)
荷重はリア寄りにする。リア寄りにする理由としては減速Gに耐えるというより、よりフロントフォークに仕事をさせるという意味合いが強い。
重要なポイントとして、足首を伸ばす。減速Gに耐えるべくステップの後ろの角で踏ん張るのはバランスを取るのが難しい。ステップの角だとブーツ底に接地している部分はほぼ棒状の接地面積しかないのでバランスが悪い。足首を伸ばすことにより、よりステップ全体を足の裏で感じることが重要。コーナリングフォームに移行するのも容易だし、ステップから伝わる路面状況(バイクの挙動)が掴みやすい。

また、くるぶしをフレームに密着させることは絶対に忘れてはいけない。

荒れた路面、ブレーキングギャップがある場合の対処。
基本的に上記と同じだが、フロントブレーキのかけ具合を少なく、フロントフォークにギャップに対しての仕事の分担を増やしてあげる。
フォームとしては、リアの突き上げでシートとお尻が当たるようであれば、もう少しセンター寄りのフォームとする。当たらないのなら上記同様。

ギャップに当たる瞬間、予め力むのではなく、力を抜いてバイクの挙動を邪魔しないようにする。ギャップが酷くてまともにブレーキングできない場合は前後のブレーキを薄っすらかける程度でギャップを越えることにより車速を落とすイメージで良いと思います。(4stだとエンブレをうまく使う)

フロントからの衝撃は腕というより肩甲骨で吸収する。ハンドルが突きあがる→腕を曲げる→肩甲骨が浮き上がる(中央に寄る?)ような感じで、腕だけでなく、背中も使うこと。
そのためには猫背だと絶対にNG。(肩甲骨が後ろに動かない)
骨盤を立てる目的はここにもあります。

上達してくると筋肉痛になる部分も変わってきます。
初心者のころは腕や太ももの前部が筋肉痛になるが、慣れてくると肩甲骨周りとふくらはぎが筋肉痛になります。
[ 2008/08/19 10:09 ] JOTF | TB(0) | CM(0)

太陽2 JOTF:スタート

■スタート
スタートが決まる要因は50%が気持ち、50%がテクニックです。
「絶対に前に出れる」という気持ちが大切です。スタートの前に「前に出てしまったらどうしよう」「今日は調子が悪いなぁ」「この位置からじゃ前には絶対出れないだろうなぁ」と思っていたらスタートの半分は既に失敗しています。
残りのテクニック部分を羅列すると。
①スターティングマシンを使用しない場合、当日のフラッグマンの癖を先に確認しておく(5秒前から旗を振るまでの間隔とか)
②スタート位置の路面状況を掴んでおく(当日が難しい場合は、前日か前の週に必ず一度はスタートの練習をする)
③失敗しない
です。

①は自分のレースの前には必ず確認しましょう。朝一発目のレースの場合はみんなイーブンなので心配しなくてもいいです。
②は事前に確認しましょう。練習走行のときでもOK。練習日に比べ、良いタイヤを履いているだろうから、思ったよりグリップしたりするので、それも考慮に入れて。
リアタイヤが掻いてばかりで前に進まないのなら上体を少し起こし気味、フロントタイヤが浮いてくるなら上体を倒します。
③ウイリーしたらアウト。ウイリーしなかったらトラクションしてなくても前で残れます。

僕の場合、5秒前に1速か2速に入れてクラッチを少し繋いでフロントブレーキをかけて待機します。
1速の場合、すぐにシフトアップしないといけないので左足はステップに乗せます。2速の場合は両足をダラリと垂らします。
僕と同じ低身長な人は必ず足台を利用しましょう。
旗が動いた瞬間、アクセルを一気に全開にし、クラッチを全部繋ぎます。クラッチで調整するのは熟練の技が必要なので、あまり考えない。トラクションがいいのに半クラで調整しちゃってフル加速できないことも多々あり。フロントが浮く、トラクションしないは上体でコントロールすればよい。
その後、アクセルは全開のままオーバーレブさせないタイミングでクラッチを少し切ってシフトアップします。
1コーナーの立ち上がりで何速がいいのかは事前に決めておき、シフトを上げすぎたり、上げが足りないようなことはしないように注意。せっかく良い位置に居たのに、ギアミスしていて1コーナーを十分に加速できないことなどないように。

フォームとしては、スタート前からタンクを膝で思い切り挟んでおく。スタート直後は上体をフラフラさせずに固定する。1つギアを上げたら上体を起こし気味にしてリア荷重です。

夏場はエンジンスタートからスタートまでの間にあまり空ぶかししないようにしましょう。
冬はがんがん空ぶかししてください。1周目にボコボコ言わしていたら、出遅れた場合極端にスピードが落ちるのでエンストの可能性が高くなります。

スタート直後。
前から1~3番の場合、とにかく転倒だけはしないようにコンパクトに1コーナーを回ることだけを考える。
前から4~6番の場合、速い子供が前に居る可能性が高いので、そのライダーの後ろをついていければ順位をアップさせる可能性が高い。ただ、目の前でこけられる可能性があることと、ここらへんの位置だったら万々歳であれば、無理する必要はないと思います。
それ以下はもう「スタートでもまれた」と言っていいレベルだと思います。取り囲まれた場合は、無茶なことはできないので、2コーナー3コーナーのことだけを考えて、できるだけ先を見るように(重要)。
出だしで失敗した場合はすぐにイン側に向かい、他のライダーがアウト側にはらんでいくのをじっと待ちます。開くか開かないかは神のみぞ知る。

隣のライダーと当たりそうになった場合は、体を当てます。たとえば左側のライダーとぶつかりそうになった場合、体を左にもっていき、バイクは右に傾ける。
体同士がぶつかっても大丈夫だが、バイク同士がぶつかると引っかかる可能性が高い。

スタートでもまれた場合のことを考えて(そればかり考えると失敗する)、2コーナー3コーナーのライン取りを考えておくこと。
地方選手権レベルだと、渋滞しててもイン側のほうが有利なことが多々ある。アウトが空いているからといってアウトに行ったらイン側の渋滞に合流できずに大きく順位を落とすことも。

スタートで出た場合、速い子供がむちゃくちゃな抜き方をしてくる可能性があるので、そこも注意すること。
半周ぐらいはイン側をビチビチに締めて、ぶつけられないようにだけ注意。アウトから抜かしにかかってくれたら安全に前に出てもらえます。

スタートは上記のように対処すべきパターンが明確なので、事前に全てのパターンを考えておくことが重要です。
あとは、どれだけスタート直後に冷静で居られるか、が重要です。
[ 2008/08/14 14:50 ] JOTF | TB(0) | CM(3)

太陽2 JOTF:はじめに

Jr.'s Online Training Facilitiesへようこそ!ww
(Millsaps Training Facilityのパクリです。Training Facility・・・訓練施設)

このカテゴリでは、僕が今まで独学でコツコツと積み上げてきたモトクロスのテクニックをオンラインで紹介します。
モトクロスのテクニックなんて、数学の答えじゃないので、正解なのか不正解なのかは不明です。
さらに、各人それぞれのレベルが様々なので、誰かの正解が自分にも当てはまらないことも多々あると思います。

が、僕のような一般レベルのライダーが感じていることは、同じ一般ライダーに有益になるのではないか。
上級ライダーだったら上達への階段をすっ飛ばすようなアドバイスが贈れるかもしれない。けど、僕の記事を読んで上達への階段を一つでも上がってくれれば嬉しい。

思いついたことを思いついたなりに綴ります。

ちなみにJr.'s Online Training FacilitiesはJOTFとでも読んでくださいww
[ 2008/08/14 13:51 ] JOTF | TB(0) | CM(0)

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